1. 足の幅(ワイズ)
日本では「幅広・甲高」の足が一般的だとされてきましたが、実際には細身の足や幅が異なる足も多く存在します。
それにもかかわらず、市場に出回る靴は幅のサイズ展開が限られているため、多くの人が足に合わない靴を履いています。
足の幅に合わない靴は、靴擦れや痛みを引き起こすだけでなく、歩行バランスを崩し、体全体に悪影響を及ぼすこともあります。
2. 指の長さ
足の指の長さや形状は人それぞれ異なります。
若い人ほど足指が長い人が多くなる傾向です。
トウボックス(つま先部分)の形を気にする方が多いのですが、形ではなく、余裕のあるなしを見ないければなりません。
さらに、足指が曲がる位置と靴が曲がる位置が合っていないと、カカト抜け、前すべり、指の付け根の痛みが生じる原因となります。
3. 足型の個性
足の形状、左右のサイズ差も考慮するべきポイントです。
片足がわずかに大きかったり、指の長さ、親指・小指の付け根を結んだ角度(曲がる斜め度)が左右で違ったり、関節や足裏にタコ、ウオノメができやすかったりと、足には多くの個性があります。
これらの個性に対応した靴選びが快適さを左右します。