正しい靴選びと機能解剖学的視点: 足の健康を守るために
足囲だけでは不十分: 足の構造を支える靴選び
こんにちは、東京・新宿「靴は売らない靴屋」シューフィット・神戸屋の西村泰紀です。
靴を選ぶ際、JIS規格に基づき足囲(足の一番広い部分の円周)が基準とされることが多いです。
しかし、これだけでは足全体の健康を守るには不十分です。
足幅(そくふく)のみに注目し、高さや足の厚みを無視することが、合わない靴選びにつながります。
靴は足を守るための道具であり、足の解剖学的構造を考慮することで初めて、その役割を最大限に果たすことができます。
正しい靴選びは快適な歩行と足の健康の鍵です。
足の広がりを防ぐポイント: 近位横足弓
足の安定性を保つ重要な部分は中足部にある「近位横足弓」です。
この弓状の構造は、リスフラン関節やショパール関節といった中足部の重要な関節を含み、足全体の安定性を支える役割を果たします。
靴がこの近位横足弓を横から、そして下からしっかり支えることが、指のまとまりを保ち、足の広がりを防ぎます。このサポートがある靴を履くことで、長時間の歩行や立ち仕事でも疲れにくい状態を実現できます。
土踏まずがピッタリ合う靴の重要性
土踏まずが靴にしっかりとフィットしていることは、足全体の健康維持に直結します。
アーチが崩れると、足の疲労や痛みが発生しやすくなります。
特に重要なのは、横方向の隙間がない靴を選ぶことです。
土踏まずの物理的なフィットだけでなく、横方向のアーチを支える機能が靴に備わっているかがポイントです。
このサポートが足の健康を保つ基盤となります。
歩き方と筋肉の役割
正しい靴選びに加え、足の筋肉を適切に使った歩き方が大切です。
以下の筋肉が正しく機能することが重要です。
後脛骨筋:
足の内側を支え、土踏まずを維持します。
長趾屈筋:
指を曲げる筋肉で、歩行時のバランスを保ちます。
背側骨間筋:
足の横方向の安定性を支えます。
足底筋膜:
足裏全体を保護し、土踏まずと近位横足弓の骨格ロックを作ります。
これらの筋肉を適切に使った歩き方を身につけることで、足全体の健康を支え、靴選びがそのサポートになります。
正しい靴選びがもたらす効果
適切な靴を選ぶことで、以下のような効果が期待できます。
- 足の疲労や痛みの軽減
- 長時間の歩行や立ち仕事の負担軽減
- 膝や腰への負担軽減
靴は単なるファッションアイテムではなく、健康を支える重要なツールです。
日常生活での快適さと健康を両立させるためにも、自分に合った靴を選ぶことが必要です。
足と靴の健康を守るために
足の健康を守るには、自分の足に合った靴を選び、解剖学的視点からその重要性を理解することが欠かせません。
近位横足弓のサポートがしっかりとされた靴を選ぶことで、快適な歩行と健康的な生活を手に入れることができます。
シューフィット・神戸屋では、プロのフィッティングを通じて一人ひとりの足に最適な靴をご提案しています。
足の計測からフィッティングまで、あなたの足に合う靴選びを全力でサポートします。
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