日本人の足幅の変化と靴選びの新常識
日本人は「幅広甲高」?
靴選びにおいて、「日本人は幅広甲高の足」というフレーズをよく耳にします。
これは日本人の足が欧米人に比べて横に広く、甲が高いとされることから来ています。
しかし、これは今の時代にはそぐわない過去の常識だといえます。
最新の統計データは、この固定観念を見直す必要性を示しています。
統計が示す変化
実際に、世代によって日本人女性の足幅は変化しています。
特に若い世代では足幅が狭い傾向があります。
35歳以下の女性では、A幅(非常に狭い足幅)以下の割合が約8%に達しています。
これは、幅広の足を持つ人が減り、狭い足を持つ人が増えていることを示しています。
さらに、足幅だけでなく、足の形や甲の高さも変わっています。
若い世代では、より細身で甲が低い足の形を持つ人が増えており、これまでの「幅広甲高」のイメージとは異なる結果が現れています。
足の計測方法と基準
足の計測は、JIS規格に基づいて行われます。
標準的なサイズは23.0cmのE幅ですが、近年では23.5cmのD幅やC幅が増えているというデータがあります。
このような変化は、靴業界にとっても重要なトレンドとなっています。
JIS規格の測り方そのものにも問題・課題があります。
そのことについては、おいおいお伝えします。
靴選びの新しいアプローチ
こうした変化を考慮すると、「日本人は幅広甲高」という一律の常識に頼るのは危険です。
足の形状は個人差が大きく、特に若い世代では狭い足幅の人が増えているため、足に合った靴を選ぶことが重要です。
幅広の靴が必ずしも快適とは限らず、むしろ、足にフィットしない靴は健康を損なう可能性があります。
自分の足を知る重要性
靴選びの第一歩は、自分の足の形状やサイズを正確に把握することです。
正しい計測を行い、自分に合った靴を選ぶことで、快適な歩行が可能になります。
適切な靴は、姿勢の改善や足の痛みの軽減にもつながり、日常生活の質を大きく向上させます。
足と靴の健康情報を発信
このブログでは、これからも足の健康と靴選びに関する情報を発信していきます。
最新のデータや専門家の意見を基に、皆さんの靴選びがより良いものになるようサポートします。
新しい情報を積極的に取り入れながら、読者の皆さんに役立つ情報を提供していきますので、ぜひ引き続きご覧ください。
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